千葉 栄子(Violinist)
国立音楽大学器楽科(ヴァイオリン)卒業。4年次在学中、首席として同大学弦楽部会(教授会)の推薦を受け、成績優秀者による弦楽部会主催学内演奏会に出演。
卒業後、国立音楽大学同調会千葉県支部演奏会に出演。
その後、スイス・レンク夏期国際音楽セミナー、イギリス・ウィンダミア国際音楽祭マスターコース及び室内楽コース、草津国際音楽祭等、国内外の音楽祭、マスタークラスで研鑽を積む。
これまで数々の新人推薦演奏会に出演し、NHK-BSのミニ番組でソロ演奏を担当する等、ソロ、室内楽、オーケストラで演奏活動を行っている。
2000年から2007年まで県立千葉女子高等学校のオーケストラ講師としてオーケストラ指導・弦楽合奏指導を行う。ほかにもアマチュアの合奏団の指導者として活動。技術のみの指導に留まらず、アンサンブルに必要な表現力を引き出し、音楽と人とを大切にする温かさを持った誠実な指導は評価が高い。
2009年より12年間に渡り、県立津田沼高等学校音楽コース非常勤講師として、ヴァイオリン、弦楽合奏、ソルフェージュ、聴音の各クラスを担当。
日本ソルフェージュ研究協議会において、フォルマシオンミュジカルなど最先端のソルフェージュ教育について知見を深め、その理念を同校での指導やヴァイオリン指導に取り入れるなど、常に最新の指導法の研究にも余念がない。
個人指導では、20年を超えるお付き合いとなる生徒さんも多い。子供の生徒さんも10年近くに渡って長く継続される方が多く、専門性とグローバルスタンダードとしての教養を深めるレッスンには定評がある。
これまでに遠藤雅古、ヴァイオリンを山岡耕筰、石橋洋子、小野耕之補、室内楽を大関博明の各氏に師事。
2016年、ヴァイオリンとヴィオラの二重奏CD「シャコンヌ」をリリース。日本ソルフェージュ研究協議会正会員。